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この作品のプレイヤーキャラは、１Ｐ側がパニッシャー（フランク・キャッスル）、２Ｐ側がニック・フューリーとなっています。前述の操作方法は、どちらのキャラも完全に共通しており、一見キャラクターに差は見られないと思われそうですが、一応どちらのスタートボタンを押すかでキャラクターの変更が出来る仕様（オプションで選択可能（右図１）。ちなみにオフにすることで、コイン投入画面が右図２のように変化します）になっているし、それぞれのキャラでストーリーデモに変化もある為かどうかは分かりませんが、細かなキャラクターの差が存在しています。 |
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その１：連続技のスピードとタイミングが違う 少しだけですが、パニッシャーの方が有利に作られているようで、４発目の回し蹴りの隙が少ないようです。そのため、ファイナルファイト等に代表されるテクニックの一つである、「パンチハメ」がパニッシャーは比較的やりやすいようになっているようです。 ちなみに、パンチハメのやり方は連続技の３発目までを普通に出し、最後の回し蹴りを、進行方向の逆にレバーを入力する事で空打ちし、再び連続技をジャブから当てるのを繰り返すというファイナルファイトと同じ方式を利用します。 逆にニックは４発目の回し蹴りの隙が大きい為、パンチハメがまともに成立しません（敵が硬直から解け、反撃を受けやすい）。 また、互いに殴り合いさせた場合、ニックの方が若干初弾のジャブのスピードが遅いようで、同時入力した場合、確実にニックが負けるようになっていました（リーチは同等です。左図参照）。 |
| その２：回し蹴り（サマー）のリーチが違う 立ち状態でレバー下＞上＞攻撃と入力することで発生する、回し蹴り（ニックはサマー）のリーチが、ニックの方がリーチが長く設定されています。 波動の当たり判定は勿論、波動が発生する前の一段めの攻撃も、ニックの方がリーチが長く、使い勝手の良さは、確実にニックが上になっています（右図参照。同じ立ち位置から同時に放ってこの差が生じています）。 また、攻撃判定は、パニッシャーが下方向に、ニックは上方向に強くなっており、地面に置いてある一部のアイテムは、パニッシャーにしか破壊できません。 一応、ニックの方が発生時間が長く設定されていますが、それでもニックのサマーの使いやすさは変わらないと思います。 |
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その３：必殺技の判定が違う パニッシャーの必殺技のモーションは、足払いを左右に大きく振り回すもので、左右に平等な判定を持っています。ニックはベルトを引き抜き、進行方向に大きく振り回します。 左図を見て貰うと分かりやすいと思うのですが、パニッシャーは左右に平等な攻撃判定を持ち、ニックは、後方は（発生時のみ）パニッシャーとほぼ同じ、前方はかなり大きい当たり判定を持っています。 基本的には、敵に攻撃が触れ、ダメージを与えることで、プレイヤー側の体力も減るように、必殺技は作られており、その性質を利用することで、敵のいる方向と逆の方向を向いて放つ事で、ニックは攻撃を回避し、さらに体力を温存するというテクニックを使うことが出来ます（難しいですが）。 ちなみに、持続時間については、パニッシャーの方が長く設定されているようです（ダッシュからの必殺技は一緒）。持続時間が短いのも、瞬間的な回避という面においては、有利な方向に向いていると言えます。 |