操作方法全般

パニッシャーの操作形態は、8方向レバーとボタン2つとなっており、比較的シンプルなものとなっていますが、レバーとボタンの操作によって発生する技は多岐に渡ります。以下に、その操作方法を掲載します。

・移動
 レバーで8方向に移動。同じ方向に素早く2回入力する事でダッシュ(ローリング)。ダッシュ中は、レバーを入力し続ける限り(同方向で無くてもOK)、ひたすら走り続けますが、次第に速度は落ちていき、やがて停止し通常の立ち状態に戻ります。ダッシュ>ダッシュ>ダッシュと素早く入力する事で、早く移動することができます。
 また、ダッシュ中は当たり判定が小さくなっている為、一部の攻撃が命中しません(下半身にも攻撃判定のある攻撃を除く)。

・連続技

1発目 2発目 3発目 4発目 説明
ジャブ ジャブ ストレート 回し蹴り 攻撃ボタンを4回入力で発生。敵に命中するまでは、ひたすらジャブ連打になります。回し蹴り命中で、敵は転倒します。
ジャブ ジャブ ストレート 背負い投げ 3発目入力後レバー下入力で発生。進行方向に敵を投げます。投げモーション中は完全無敵。
ジャブ ジャブ ストレート リフトスルー 3発目入力後レバー上入力で発生。逆方向に敵を投げます。こちらもモーション中は完全無敵。
ジャブ ジャブ ダッシュストレート なし 2発目入力後レバー横方向入力で発生。レバーを入力した方向に向かって、移動して殴ります。グラフィックは他の3発目と似ていますが、攻撃回数が増えている分、開始直後のモーションが増えています。

 敵を攻撃する手段としては、一番利用する機会が多いと思います。レバーの上下による投げ分けで、敵をどちらか一方にまとめ、挟み撃ちになるシチュエーションを減らす事が、基本的な戦法になります。
 ダッシュストレートは、進行方向の逆に入力することで、敵との距離を比較的安全に離すことができます。もしくは、壁等の袋小路に敵を押し込む時等にも使用します。

・ジャンプ攻撃

ジャンプキック  レバー入力あり無し関わらずで、普通にジャンプして攻撃ボタンを押すとこの技がでます。敵に命中すると、逆側に跳ねて危険。あまり使いません。
ダッシュジャンプキック  ダッシュ中にジャンプボタンを押し、頂点付近外で攻撃ボタンを押すと発生。ダッシュ方向に大きく移動しながら攻撃をします。こちらは跳ねずにそのまま押し切ることが可能で、横移動する際は、流星キックよりも大きく移動します。
流星キック(正式名称不明)  ダッシュ中にジャンプボタンを押し、頂点付近で攻撃ボタンを押すと発生。斜め下に緩い角度で落ちていき、命中した敵は必ず転倒+発火します。
 ただし、無敵技では無いので、強力な対空性能を持つ攻撃に負けることもあります。
三角飛び蹴り  ジャンプ中、壁に接触した状態で、壁側にレバーを入力してジャンプボタンを押す。壁を蹴り、強力な跳び蹴りを放つ。
 蹴りの性質は、ダッシュ関係のものと同等。
手榴弾  ジャンプ中(ダッシュ、歩き、静止問わず)に攻撃ボタン、ジャンプボタン同時押しで発生。入力した瞬間に無敵となり、2段ジャンプするような勢いで再上昇。真下に手榴弾を投げつけるます。
 攻撃範囲はそれなりに広く、攻撃力も高いです。回数制限あり。また、ダメージを与えた敵が吹き飛ぶ方向は、プレイヤーが手榴弾を放った時に向いている方向と決まっています。この特性を上手く利用すれば、敵を自由自在に誘導したり、まとめたりする事が出来るようになります。特にラスボスである、キングピン戦で使用する場合、非常に重要な要素となります。一応、頭の隅に入れておいた方が良いでしょう。

 手軽に敵を転倒させる手段として使えそうなジャンプ攻撃ですが、実は通常のジャンプキックは命中後、逆側に跳ねるというありがたくもなんともない特性を持っている為、使用する場面はありません。ダッシュジャンプキック、流星キックはどちらも使いやすく、特に流星キックは攻撃力も高く、投げ技等と同様に、敵を一方向にまとめるのに適しています。ただし、海外版では使用できません。
 手榴弾は、身の危険を感じたら、ガンガン使いましょう。プレイヤーが死亡した場合、ストックは継承されず、初期状態の3個に戻ってしまいますので、死ぬ前に必ず打ち止めになるまで使うように心がけましょう(0個になっても、死亡したら3個に戻る為)。敵の集中する場所で使うと効果的ですが、それを狙いすぎて、無防備なジャンプ中に攻撃を喰らってしまうとそのまま死亡する可能性もあるので、狙いすぎないように注意して下さい。

・特殊攻撃(立ち、ダッシュ)

回し蹴り(サマーソルト)  立ち状態でレバーを下>上と素早く入力し、攻撃ボタンを押すと発生。パニッシャーは回し蹴り、ニックはサマーソルトキック(共に波形の波動が飛ぶ)で攻撃します。パニッシャーのグラフィックは、連続技の4発目と同様で、ニックは専用のグラフィックになっています。連続技に割り込ませる事も可能で、発生中に必殺技で動作をキャンセルすることもできます(あまり意味はありませんが、咄嗟の回避運動に使用できます)。
 また、日本版は最後の波動が命中すると燃えますが、海外版ではそのエフェクトはカットされています。
ダッシュ攻撃  ダッシュ中に攻撃ボタンを押す事で発生。こちらはパニッシャーのみが専用のグラフィックになっており、ニックは連続技の4発目のグラフィックと同様になっています。
 隙が小さく、ボス等の大型キャラを除いて、転倒します。
必殺技  あらゆる立ち状態(喰らいモーション含む)で攻撃、ジャンプボタン同時押しで発生。周辺の敵を蹴散らします。お馴染みの緊急回避手段ですが、当然この技も体力を消費します。
 体力が0の時は、部屋の隅に逃走しながら手榴弾を投げ、画面全体にダメージを与える技を出します。こちらは、ジャンプ中の手榴弾とは違い、全ての敵にダメージを与えることができますが、その分攻撃力が低下しています。当然、手榴弾が無くなったら使用できません。死に際の悪あがきとして使用しましょう。

 レバー下上で発生する回し蹴り(サマー)は、多段技で判定もそれなりにある為、使用頻度はそれなりに高いです。また、連続技のストレートや、ジャブをキャンセルする要領で技を挟む事が出来るので、お手軽かつ通常連続技よりも判定が大きい連続技として利用する事ができると思います。
 ダッシュ攻撃は、使い勝手は悪く無いのですが、ダッシュから派生する他の攻撃の方が利便性が大きいため、あまり使用することは無いと思います。
 必殺技については、この手の作品には無くてはならない緊急回避の手段で、唯一殴られている最中等からでも発動出来る技となっています。このゲームの必殺技は、体力をそれなりに消費(体力最大時で、14回使用可能)するので、多用は禁物ですが、これをけちってさらに体力を消費するのもバカバカしいので、いざというときはガンガン使いましょう。また、ダッシュ中に必殺技を出すことで、持続時間が伸び、攻撃回数も増えます。あまり使用する機会は無いと思いますが・・・。

・掴み技(立ち、ジャンプ)

 敵に接触することで、敵を掴む事ができます。また、掴みながら移動したり、ジャンプする事も可能です。ダッシュすると、敵を離してしまうので、注意しましょう。また、一部の敵は、逆にこちらを掴んでくることもあります。基本的に、ふりほどく方法は、ボタン連打や、手榴弾(同時押し)です。
 転倒している敵の上で、攻撃ボタンを押すことで、敵を持ち上げる事ができます。そこから一部の掴み技に派生します。また、大型キャラ(ラストボスのキングピンのみ)は、掴みからでも自動的に持ち上げの状態に移行するようになっています。

掴み攻撃  敵を掴んでいる状態で、レバーを入力せずに攻撃ボタン。パニッシャーは膝蹴り、ニックは頭突きで攻撃します。最大3回まで攻撃する事が可能。
拳銃モード時は、最後の攻撃(3発目や、敵にトドメをさす時の攻撃、ロボットを掴んだ際等)が、敵の顎を狙った近接射撃を行います。ナイフを所持している時は、掴んでいる敵の首をかき斬ります。
上記の拳銃の近接射撃と、首のかき斬り攻撃は、任意で出す事も可能で、方法は、どちらの(拳銃モード時、ナイフ所持時)場合も、掴み後レバー下入力+攻撃ボタンです。普通に膝蹴りを行ったり、頭突きを行うよりは、攻撃力は高いようです。
背負い投げ  敵を掴んでいる状態で、レバーを下方向以外に入力して攻撃ボタン。投げのモーション中は完全無敵です。一部の敵(スカリー系、空手家系)に受け身を取られる危険性があります。
フライングメイヤー  敵を掴んでいる(持ち上げている)状態で、ジャンプボタンを押して、レバーを下方向以外に入力して攻撃ボタン。無敵判定はありませんが、多くの敵を巻き込むのに適しています。ただし、こちらも上記の敵に受け身を取られる危険性があります。
イズナ落とし  敵を掴んでいる(持ち上げている)状態で、ジャンプボタンを押して、レバーを下方向に入力して攻撃ボタン。投げ始めから、着地終了時まで長い無敵判定を持ちますが、敵を巻き込む性能は低いです。また、この投げは受け身を取ることが出来ません。
 また、ジャンプ頂点付近で攻撃ボタンを押してこの技を出すと、攻撃力が高く、スローモーションと音声の効果がつく、スーパーイズナ落としに変わります。こちらは着地時の無敵時間も長いので、慣れればこちらを積極的に狙っていきましょう。
ジャイアントスイング  敵を掴んでいる(持ち上げている)状態で、攻撃、ジャンプボタン同時押し。敵を振り回して最後に進行方向に放り投げます。
 体力を消費する為、多用は禁物(他の投げ技の性能がいいので、使用する必要が無いかも)
リフトスルー  敵を持ち上げている状態で、攻撃ボタンを押すとこの技になります。投げモーション中は、完全無敵です。受け身を取られる可能性があるのは、上記の背負い投げや、フライングメイヤーと同様です。
 レバー入力で、投げる方向をコントロールできます。

 上記の背負い投げまでの技は、掴み専用、ジャンプ系の投げ攻撃、ジャイアントスイングは、掴み、持ち上げ共用、最後のリフトスルーは、持ち上げ専用となっています。不用意に横から近づいたりすると、掴む前に、まず殴られますので、敵を掴みに行く時は、縦方向から接触するのがコツです。投げ技は、どれも敵を一方向にまとめるのに適しているので、敵に挟まれるシチュエーションを作らない為に多用して下さい。

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